鹿

-天才+天才=馬鹿-
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(サスケSide)





『なあ!!!サスケェ!!!
お前の好きなタイプは
なんなんだってばよ?』






-天才+天才=馬鹿-










今俺は何故か焼肉Q

両隣にはギャ−ギャ−
騒いでるサクラといの

サクラの前にはナルト

いのの前には
チョウジが座っている

んで…俺の前には
黙々と肉を焼いてる



シカマル



任務帰りにたまたま
居合わせた6人

ナルトいわく
「お疲れ会」らしいが
意味が解らない



さっきの質問は
ウスラトンカチが
俺に向かって言った言葉



なんで俺がお前に
そんな事を
教えなければならないんだ



そんな事を考えながら
口を開こうとすると−


『サスケ君はあ−
髪が長い人がタイプなのよっ!!
ね−サスケ君★
(だから私アカデミ−の時から
髪伸ばし続けてんのよ−w)』

いのが割り込んで言った

『そうなのか?』

ナルトが俺に言う

チラッと前に
座っている奴の顔を見た

興味なさそうに
ホルモンを頬張る
髪の長い奴



『ああ。短いよりは
長い方が好きだ。』



隣のサクラが肩を落とす

ぴくっ

シカマルの眉が動いて
俺と目が合った

気付かれたか!?

こ−みえてシカマルは
IQ200の天才

前もって言うが
俺はこいつに



惚れてるらしい



『サスケ…』



シカマルは珍しく
俺の名前を呼ぶ

『なんだ?』















『焼肉のタレ。
取ってくれ。』
















どうやらこいつは
鈍感なようだ










『おう。サンキュ。』

シカマルは礼を言うと
今度はレバ−を
食べはじめた…

美味そうに…





…って!!俺!!





何観察してるんだ…
落ち着け…落ち着け…

『じゃあさ!!
シカマルはどんな奴が
好きなんだってばよ?』

ウスラトンカチ…

たまにはやってくれるぜ…
シカマルはだるそうに
だけどゆっくりと口を開く





『…どっちかって−と
痩せてる奴より
ポッチャリ系。

つ−か多分
タイプなんかね−な。
しいていえば
好きになった奴がタイプだ。』

そう言って再び箸を進める





『シカマルの言葉っていつも
意味解んないってばよ…』

『はいはい!!
シカマルのタイプなんて
ど−でもいいから♪

チョウジ!!私達の分残しといてよ−?
ほらサスケ君も!!食べて食べて★』





こ、こいつ…
ポッチャリ系が好きなのか…





俺は自分の腕を見る…
ポッチャリ…ではないな…





そしてお疲れ会終盤
ナルトがハイテンションで
なんか持ってきた

『今からさ!!
二次会の為の買い出し組を
決めるってばよ★
ルールは簡単★
ここにあるシュ−クリ−ムを
一人一つずつ食べてハズレを
引いた奴二人が買い出し♪』

『二次会やんのかよ…
めんどくせ−…』

『シュ−クリ−ム美味しそう★』

『よくそんなもの
焼肉屋に有ったわね…』

『まあ気にすんな★
じゃ−皆選べってば!!』

サクラの疑問を流して
二次会の買い出し決め

二次会…か…
まあ…楽しそうだし行くか


.
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