鹿
□-天才+天才=馬鹿-
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(サスケSide)
『なあ!!!サスケェ!!!
お前の好きなタイプは
なんなんだってばよ?』
-天才+天才=馬鹿-
今俺は何故か焼肉Q
両隣にはギャ−ギャ−
騒いでるサクラといの
サクラの前にはナルト
いのの前には
チョウジが座っている
んで…俺の前には
黙々と肉を焼いてる
シカマル
任務帰りにたまたま
居合わせた6人
ナルトいわく
「お疲れ会」らしいが
意味が解らない
さっきの質問は
ウスラトンカチが
俺に向かって言った言葉
なんで俺がお前に
そんな事を
教えなければならないんだ
そんな事を考えながら
口を開こうとすると−
『サスケ君はあ−
髪が長い人がタイプなのよっ!!
ね−サスケ君★
(だから私アカデミ−の時から
髪伸ばし続けてんのよ−w)』
いのが割り込んで言った
『そうなのか?』
ナルトが俺に言う
チラッと前に
座っている奴の顔を見た
興味なさそうに
ホルモンを頬張る
髪の長い奴
…
『ああ。短いよりは
長い方が好きだ。』
…
隣のサクラが肩を落とす
ぴくっ
シカマルの眉が動いて
俺と目が合った
気付かれたか!?
こ−みえてシカマルは
IQ200の天才
前もって言うが
俺はこいつに
惚れてるらしい
『サスケ…』
…
シカマルは珍しく
俺の名前を呼ぶ
『なんだ?』
『焼肉のタレ。
取ってくれ。』
どうやらこいつは
鈍感なようだ
『おう。サンキュ。』
シカマルは礼を言うと
今度はレバ−を
食べはじめた…
美味そうに…
…って!!俺!!
何観察してるんだ…
落ち着け…落ち着け…
『じゃあさ!!
シカマルはどんな奴が
好きなんだってばよ?』
ウスラトンカチ…
たまにはやってくれるぜ…
シカマルはだるそうに
だけどゆっくりと口を開く
『…どっちかって−と
痩せてる奴より
ポッチャリ系。
つ−か多分
タイプなんかね−な。
しいていえば
好きになった奴がタイプだ。』
そう言って再び箸を進める
『シカマルの言葉っていつも
意味解んないってばよ…』
『はいはい!!
シカマルのタイプなんて
ど−でもいいから♪
チョウジ!!私達の分残しといてよ−?
ほらサスケ君も!!食べて食べて★』
こ、こいつ…
ポッチャリ系が好きなのか…
俺は自分の腕を見る…
ポッチャリ…ではないな…
そしてお疲れ会終盤
ナルトがハイテンションで
なんか持ってきた
『今からさ!!
二次会の為の買い出し組を
決めるってばよ★
ルールは簡単★
ここにあるシュ−クリ−ムを
一人一つずつ食べてハズレを
引いた奴二人が買い出し♪』
『二次会やんのかよ…
めんどくせ−…』
『シュ−クリ−ム美味しそう★』
『よくそんなもの
焼肉屋に有ったわね…』
『まあ気にすんな★
じゃ−皆選べってば!!』
サクラの疑問を流して
二次会の買い出し決め
二次会…か…
まあ…楽しそうだし行くか
.