ー僕ノ隣ー
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(水月Side)

「君と僕との関係を
はっきりさせておこうか。
ねえ?サスケ。」

そう言ったのが間違いだった






-僕ノ隣-






密閉された容器内に閉じ込められ
身動きが出来なかった僕を
君は救ってくれた

僕の野望は
「全ての刀を掌握する」こと

それは大蛇丸に捕らえられた
屈辱にも果てる事は無かった





解放された今





その野望の為

君は君の野望の為

蛇と結成し行動を共にした−…





はずだった





でも

「…サ、スケ…」

ちゅぷり、ちゅぷと中に違和感とと共に
細くて熱い指が中に交わる

「く、…ん……」』

奥歯を噛み締め声を押し殺すけど
唇からは自分でも聞いたことの無い
甘い声が零れてー…

自分の声が感触が気持ち悪くてぞくぞくして
僕は必死に口を押さえるけど
その抵抗は無力に過ぎなかった

「2個目。」

プズズズッ

低く冷たい声で囁かれ
それだけで反応してしまう今の僕の身体は
どうかしている

体内に侵入されてるのは
まあるい玉が何個か紐に繋がれた物

初めは何に使うか解らず首を傾げるも
サスケは悪戯に目を細め口角を上げて
冷酷に笑うだけだった

だけどまさかそれが
こんな事に使うなんて

「くっ、んああ…ッ」

水化の術もチャクラ切れで使えないし

第一隣の部屋には
香隣だって重吾だって居るのに

僕は無理矢理四つん這いにされて
3個、4個と侵入される玉と
ぬるぬるした液体が僕の体内に
入り込んではその快楽に溺れている

「気持ちいだろ…なあ?」

「ふっ…あ、ん、」

気持ち良くない、と言ったら嘘になるけど気持ち良いとも頷けなかった

だってそれを認めたらサスケが、
サスケのがお預けになりそうだからー…
なんて思う僕はもう完璧に
彼に魅了され占領されている

肉壁にそれが当たって玉同士が擦れあって
気が吹っ飛びそうだ

サスケの声にも耳を貸さず
僕自信のモノは段々と主張し腫れ上がった

今にもイきそうだ





僕はきっと





サスケの暇潰しにしかすぎない





「…や、…あっ、」

ドクドクと中を馴らすための謎の液体が
注ぎ混まれて中に入ってる玉が
くちゅくちゅと音を鳴らす

僕自身はもう限界で

「サ、スケ…抜いて…っあッ」

熱息でやっと言葉を発して
そうねだるけど許してくれなくて





「辛いなら自分で抜けよ。」






低い声と卑劣な言葉に
僕はぞくっと身体を震わせ
まだ中にある玉の違和感と快楽に溺れる

触って欲しいのを解ってるくせに
業とそんな事を言って見せ僕を追い込む

涙ぐむ僕を見て満足気に、にやり、と笑ったかと思えばー…

…ブチズチュズヂュズヂュ!!

「ひっ、あああっーッ」

身体が痙攣して気を失いそうになった

注ぎ込まれた液体に絡まる音と
カチカチと玉同士はぶつかり合い
水飛沫を発てながら
僕の中から一気に引っこ抜かれたのだ

その反応で僕自身に貯まっていた液体は
勢い良く射精し達してまう

太股を伝って床にボタボタと
流れる液体が気持ち悪いのと
達した後で四つん這いから
ぐったりとその場で体制を崩す

目を瞑れば気を失いそうで
寧ろその方が僕自信楽になれると思った

「…水月」

だけど、

勿論目の前にいる人物は
それを許してはくれずも無く
自分の綺麗な黒髪を掻き上げると
もう何度目か解らないくらい
見慣れた意地悪な笑みを零した

それはとても冷たくて痛々しくて
僕は見ていられなくなった

サスケは覆いかぶさると
今度は汗ばんだ僕の髪をかき上げながら
ぽつんと名前を呟いた





「…お前は俺に利用されてればいい。」





僕を管内から出したのは





僕を利用する為−?





それは「復讐」使うと
言う事だけじゃなくて

性欲処理

暇潰しの道具

玩具

遠回しにそう言ってる事を確信した





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