poem
□もしも
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もしも私が
漫画の主人公なら
好きな人と仲良く
幸せになれたかな？
もしも私が
もう少し美人だったら
あなたは私を好きになって
愛してくれたかな？
もしも私が
明るい子なら
近づく事が出来て
喋る事が出来たかな？
もう少し あと少し
そう考えるのは簡単だけど
いつもそれは私を弱くしていく
夢は所詮夢にすぎなくて
どんどん傷を抉っていく
「少しで良いから…」
そんな願望は口先だけ
もっともっと欲張りになる
全てが叶う訳がない
分かってる
願いだけなら浮いたまま
そのまま風に飛ばされる
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