ごちゃまぜ

素直になれない
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「ななななんだよ?」


案の定、ユーリはそんなレイヴンの行動にビクッとしている。


「ユーリ、言いたいことあるならちゃんと言って?」


「……」


ユーリは俯いてしまった。


「……ど、どこ行くんだよ?」


「え?」


「だからっ!!どこ行くんだよ!」


ユーリは怒り気味に言ってくる。


「どこって…別にどこにも行かないわよ?」


「じゃぁなんで立ち上がったんだ?」


「それはユーリの機嫌を直そうと思って。プリン食べれば流石に機嫌直るでしょ?」


ニッコリ微笑みがら言うレイヴンにユーリはポカンとしていた。


「すぐ作るから待っててね」


優しく頭を撫でてからレイヴンはまた歩き出す。


いや、歩き出そうとしたけど無理だった。


「ユーリ?」


何故ならユーリがレイヴンの服の袖を引っ張っていたから。


「……ここに…、俺の傍にいろよ」


顔を赤らめながら言うユーリ。


そんなユーリを見て、レイヴンはニヤリと笑った。


「なぁに?ユーリ寂しいの?」


「…っ、んなわけねぇだろ!!」


ユーリは掴んでいたレイヴンの服をパッと離す。


そんな光景をクスクス笑いながら見ていたレイヴンはグイッとユーリの腕を引っ張り、ぎゅっと抱きしめた。


「ごめんごめん、ユーリがかわいかったから意地悪したくなっちゃった」


「…ばか」


そう言いながらもユーリはレイヴンを抱きしめ返した。














(いつも素直になれない俺だがたまには素直になるのもいいかもしれないな…)









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この話でもユーリはやはりツンデレっぽい。
もうユーリはツンデレでいいよ、決定!←

最近ほのぼの系しか書けなくなってしまったので、面白くなかった方すいません…
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