ごちゃまぜ

大好きです
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「とりあえず落ち着け」


「はいっ!!」


エステルは落ち着く為、深呼吸を繰り返している。


はぁ…、いきなりおかしくなるから焦ったぜ…。


「ああの、ユーリ」


まだ少しどもりながらもエステルはユーリを呼ぶ。


ユーリが振り向くと慌てて下を向く。



「さ…さっきの続きですがっ!!私、ユーリが大好きです!!」



言った…やっと言えた…!


エステルは心の中で喜ぶ。


そんなエステルとは裏腹にユーリは目をパチパチさせていた。


「ユーリ?」


エステルの声で我に返るユーリ。


「あぁ、わりぃ。俺も…、エステルのこと好きだ」


「本当ですか!?後から冗談だった、なんて言いません?」


明るい顔ながらも内心は不安そうだった。


「言わねぇよ、言うわけねぇだろ?」


ユーリのその一言で不安が吹っ飛ぶ。




「ゆーりぃ…、大好きですっ!!」



「おわっ!?」


ガバッと抱きついてきたエステルをユーリは抱き止める。



自分の腕の中で幸せそうに笑うエステルを見たユーリは、エステルの頭を優しく撫でてあげた。


「ユーリ…ありがとうございます」


「ん?なんだってエステル」


エステルが言った言葉が聞き取れなかったユーリはエステルの顔を覗き込む。


「…寝てる」


笑顔のまま小さく寝息を立てて寝ているエステルを見てユーリは優しく微笑む。



「おやすみ、エステル」













*---------*

普通のユリエスでほのぼの系でした。

夜這いはする人はやはりするんですかね?笑
まあ人それぞれですよね!


この小説を読んで、少しでも楽しんでくれたなら嬉しいです★



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