ごちゃまぜ

喜んでほしくて
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「レッ…、レイヴン?」


「んー?」


「ななな何やってんだよ…?」


「何ってユーリを襲ってるのよ」


レイヴンの今の状態。


ユーリの上に跨ってユーリを見下ろしている状態だ。


「てめっ、人が寝てるのをいいことに…!!」


「あいたっ!!」


ユーリはドンっと思いっ切りレイヴンを突き飛ばす。


「ちょっとぉ、何も突き飛ばすことないでしょー?」


レイヴンの反省している様子のない、いつもと変わらない態度にユーリはムカッとした。


「おっさん…さっき俺のこと襲おうとしてたくせにその態度はなんだよ?」


「その態度ってどんな態度?」


「反省の様子がないいつもと変わらない態度のことだっ!!」


キッと睨みつけるもレイヴンは笑ったまま。


「青年、おっさんこれでも反省してるのよぉ?」


「…どこがだよ…」


ニコニコ笑っているだけのレイヴンがとても反省しているようには見えない。


「例えば…」


ニヤリと不適な笑みを浮かべるレイヴン。




「ユーリを少しでも気持ちよくしてあげられなかったー、とかいっぱい鳴かせてあげられなかったー、とか…ね」



ユーリの顔からサーッと血の気が引いていく。



(信じらんねぇ…)


「ユーリの声って可愛いからさぁ?おっさん聞いてるだけで興奮しちゃうのよね♪」


ユーリが固まっている中、1人楽しそうに話すレイヴン。


「だから寝てる間に少しでも声が聞きたかったのに…」


「…」


あーぁ、と残念がっているレイヴンにユーリはピクリと反応を示す。







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