ごちゃまぜ

大好きです
1ページ/3ページ




「……ん…」



布団の中の違和感に目が覚めた。


バッと布団と捲ればそこに現れた人物。


「………えっと…」


布団の中にいた人物を見てユーリは呆然。


な、なんでエステルがここにいんだよ!?


そう。そこにはユーリに抱きつき幸せそうに眠るエステルがいた。


「ん…、あ、ユーリ。おはようございますぅ…」


にへらと笑い、眠たそうに目を擦るエステル。


数秒後、ピタッと止まるエステルの手。


「えっ、えっ、なんでユーリがここに?」


何度も瞬きをし、ユーリを見るエステルに、


「それは俺が聞きてんだけど…」


苦笑いを浮かべながら言うユーリにエステルの思考が一時停止。


そして次の瞬間



「きっ…、きゃあああああ!!!」


案の定、叫び声を上げた。


そんなエステルの姿にユーリはため息しかでなかった。



*---------*


「ごごごごめんなさいっ!!」


ベッドに正座し頭を深々と下げ謝るエステル。


「いや、別に気にしちゃいねぇが…」


なんでいたかの方が気になるよな…。


「わっ、私っ…」


「ん?」


頬を赤らめ、モジモジしているエステルをユーリは見つめる。



.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ