Your poetry
06/08(Wed) 00:15
堕落
夜中遼旅
開けた窓から、外のエネルギーが洩れてくる
何がそんなに楽しいのか、即興で自由な長調を形づくる
聖に頼らず、活路を見出だした役者よ
私を、愛してください
雑草は、同志の生命をむしり取る
並木は、隣近所に我慢して枝葉を揺する
世界に、一つだけの花よ
私を、殺してください
毎日、そのカレンダーを眺めていれば
いずれは、この営みに飽きてしまうだろう
終わらない闘争に、胸を焦がす英雄よ
私に、言葉をください
いつかは誰しも、絶海の無人島で暮らさなきゃならない
何を持っていけば、役に立つのだろう
街の光を、美しいと感じた女神よ
私の孤独に、つきあってください
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