■内容証明とは

内容証明とは、手紙の一種であり、郵便法に基づき、
●差し出した日付
●差出人の住所・氏名
●宛先の住所・氏名
●文書に書かれた内容
などを、郵便事業株式会社(通称: 日本郵便)が証明してくれる、一般書留郵便物のことをいいます。

つまり簡単にいうと、郵便局が、相手に送った手紙につき、
 いつ、
 誰が、
 誰に対して、
 どんな内容か、
を証明してくれる制度です。


郵便事業株式会社または郵便局株式会社の社員の中から総務大臣に「郵便認証司」として任命された者が認証し、原本は郵便局で保管されます。

郵便局は、主に郵便物や荷物の配送等を行う機関ですが、現在、国が設立した日本郵政株式会社(旧:郵政公社)が100%株主となっている「郵便事業株式会社」によって運営されています。

書留郵便とは、発信された事実が記録される郵便の事です。


内容証明に付加して利用出来るサービスには、速達郵便や本人限定郵便、配達日指定、配達証明、引受時刻証明、などがあります。


紛争の事前防止や一定の法律効果の発生の為に利用されることが一般的であり、配達された日(相手が受け取った日)が重要な意味を持つので、通常は「配達証明」を付けて利用されます。


内容証明は、紙質や用紙のサイズなどは、原則自由です。
極端を言えばノートの切れ端でも大丈夫です。
ただし、差出郵便局で5年間保存される為、保存に耐えないもの(感熱紙など)は使用出来ません。

書式には、文字数・行数に関しては、一定の決まりがあります。
●縦書きの場合
 1行に20字以内、1枚につき26行以内
●横書きの場合
 1行に26字以内、1枚につき20行以内
 1行に13字以内、1枚につき40行以内
 1行に20字以内、1枚につき26行以内

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