ガイシカ・連の書

暑苦しいあの人
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「貴方こそこんな所で何をしているんすか?」

この人がここで何をしていようと、そんな事なんて無論興味は無かったのだが、社交辞令みたいな…まあ、相手は教え子を持つ上忍なので愛想は良くしなくてはいけないのかも…という、普段の彼ならばそんな事は余り考えない筈なのに考えてしまい、あろう事かガイに話し反してしまっていた。


するとガイはニンマリと笑い、
「今日の為に、明日の為にッ。体力造りに励んでいる!!」
と、力強く言葉を発した。



ガイ自身から放たれるオーラが尋常じゃあない…。

オーラっていうものにでも、温度なんてあるんだろうか?
シカマルの眉間のシワが深くなった。


この人から放たれるオーラが何かアチィんだけど…。


「……………………………へぇ…、そうすか………」

じゃあオレはもう失礼します、と言って早々この場から立ち去ろうとするのだが…


「待ちたまえ。シカマル君!」




ガイにあっさりと呼び止められてしまった。
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