小説の書

エロいガキ
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中忍になって日も浅いコイツ。
オレの愛しい愛しい部下である奈良シカマルは、中忍成り立てで忙しいだろうに…それでも時々、オレを探しあてて将棋の誘いを持ちかけてくる。



「っは…ッスマ…、居た…」



太陽の光が眩しい正午過ぎ…
オレは上忍待機所の隅の窓辺で一服していた。



そこへ息切れをおこしながらオレの名を呼ぶ、可愛い可愛い声が聞こえてきた。

「よ。シカマルか」

「はぁ…まじ疲れた…」

ヘタリとオレの横に座ったシカマルは、珍しく急いで走ってきた様だった。

「どうした。オレにそんなに会いたくて、走って探してきてくれたのかぁ?」

「ちっげぇよバカ!!…アスマの所に行こうとしてたら……、ちょいな」



めんどくせぇ奴に絡まれちまってよ、逃げてきたんだ。

額の汗を軽く拭い、やる気の無さそうな表情でオレを見上げた。
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