古船の窓



<< < ># >>

頼りなく揺れる灯火
窓の外 夜に沈んだ波が
道連れを求めて闇に蠢く
「祖国に付いたならば、必ずきみと…」

訪れることのない未来を夢みて、漂泊者は遠い明けを待ち続ける
[戻る]



©フォレストページ