黒い表紙の本

□心霊論〜弐〜
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心霊論〜弐〜

例えば、物質世界に働きかけられる霊が存在するとする。それならば、こちらからもそれに触れられなければおかしい。それでは、透明人間と変わらない。よってそれは霊ではない。

例えば、物質世界に働きかけられない霊が存在するとする。それの何処が怖いのだろう。物質世界に働きかけられないのであれば、霊感のない人間には霊の存在はまるきり分からない。危害を加えられることもない。精神世界に働きかけることで人に夢を見せたり病気をさせたり出来たとしても、それは気の持ちようで解決できる。
以上のことから、霊感のない者は霊を恐れることはない。

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