GIVE＆TAKE
□Ⅲ THE SCHOOL LIFE
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月曜日の朝、土日と変わらずバタバタと河本家は騒がしい。
「今日の朝はお茶漬けだよ。起きてよ！」
昇を揺さぶる昴。
「…今日手抜き？」
お茶漬けがいまいち気に食わなかった昇は嫌味を吐いた。
「じゃあもう食うな。シハヤ見習ってよ。もうがっつり食べてるよ」
「あいつは腹減ってるだけだろ」
やっとノソッと昇は起き上がった。
「行ってきます」
「いってらっしゃい」
「お前も行けよ！」
制服を身に纏い、玄関でローファーを履く昴を見送るシハヤと昇。
本来なら昴と共に家を出なくてはならない筈の昇が見送る側で挨拶しているのでシハヤは声を荒げた。
学ランを着た昇もまた、昴と家を後にした。
因みにシハヤはPHANTOMIMEで今日も馬車馬のように働く。
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