書庫 V
□短編
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「大丈夫」
何が大丈夫なのかわからないし
君は、私が泣いている理由を知らない
でも
その一言が
『大丈夫』
っていう一言で
安心したよ
「俺は、お前の笑顔が好きだ
つらい時、悲しいときは俺の傍で泣いて、叫んで、最後は笑顔になれ
少しでも多く笑顔が見たいから
俺は、お前の傍にいる
でも、無理に笑ったりするなよ
自然の笑顔が好きなんだから」
目に浮かぶハニカンダ笑み
「好きだ」
耳元でささやかれた一言に
私も
「好き」
伝えたよ
そして、思うの
君に残す最後の言葉は
「愛してる…」
作品UP日
H21.4.1(水)