置き詩板

†置き詩板†

置き詩板です
皆様の詩お待ちしております。
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09/05(Sat) 19:18
永遠
あきら


どんなに恵まれてる命だろうと
限りある命ならいらない

どんなに儚く美しい命だろうと
終わりある命ならいらない

僕が欲しいのはたったひとつ
終わりなき永遠

それこそが この世で最も
残酷で美しいものだから
 


HP
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09/03(Thu) 16:43
猫音



君がくれた温もり

ただそれだけを糧に
生きていきたい

そしたらこの気持ち
きっと強くなれるから


HP
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08/30(Sun) 10:46
sion


「海の七月。」


 波が
     足もと




うまれたばかりの波の子らがころころと笑いあう
くるぶしのあたりのこと
ちいさな砂が
星のかたちの足あとをつけながら
ひそやかにのぼってくる
ふくらはぎのこと
わすれてしまうほど
くすぐったいのに
涙しかでないなんて

(それは
(星の砂では
(ありません



光の孔雀が羽根をひろげて
ぽうぽうと鳴きながら
うまれてゆく
しんでゆく

くりかえす

くりかえしてる
胸のなかから
やわらかな波が
海からはみだして
白い足あとをつけながら
ひきしおを追いかけてゆく



いつまでもつめたい水を
見おくっていた
夏のはじまりの灯火にゆれる砂丘の稜線

ここまでが
海で
ここからが
夏で

あいまいにしている
境界線は
水面をすべってゆく
海鳥のたしかな羽毛に白くにじんでゆく


HP
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08/26(Wed) 00:44


『夢』

あの道この道
どこ続く道?

足を踏み入れて
見える世界は何色?

虹のような
彩り鮮やか七色世界

時間を忘れて
夢中になるファンタジー

目の前を走るのは
時計を持ったウサギ

あぁ!
あのウサギを
追いかけなくちゃ!

そろそろ現実に
戻らなきゃならないわ

見る夢色々十人十色

ねぇ
また遊びに行っても
いいかしら

大人も子供も見られる
夢のおもちゃ箱


HP
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08/18(Tue) 22:05
世ノ底ノ蛙
風車朱鶴

空の蒼さを知っているとも
空の遙かを仰ぐことは無い
この人の世の底の蛙よ

大海なんぞと夢を語るのは
居丈高な石ころだが

その石ころが存えた日々すら
思い至らず お前はささくれる

あの雨の夜 冷えた夢を渡っていった
白い翼の向こうに
一体 どれほどの光を思い描いて


HP
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