夢小説
□My heart with you...
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「死神ではない・・・朽木ルキアだ」
そうして雲はゆっくりと二人の頭上を流れていく・・・
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「あれから5日か・・・早いものだな」
ルキアは一人十三番隊舎の縁側に座り、一人ごちる。
「なぁ、ほむら?しずく?お前達は元気か?また・・・二人で共に・・・
今度はしっかりと二人で支えあって生き抜けよ・・・貴様等は強いのだから・・・」
「そういうのが、朽木らしいな」
「隊長!!!」
後ろから声がして振り向くと、そこには浮竹が湯のみを持って立っていた。
「そんなに驚くなよ、こっちが驚くだろう?」
「あ、すいません!お体は大丈夫なんですか?寝ていた方がいいのでは・・・」
「いいんだよ。今日はなんだか気分がいい、今も外を歩いてきた所だよ。
ところで、隣、失礼してもいいかな?」
「あ、はい!どうぞ!!すいません気付かなくて・・・」
「朽木が気にすることじゃないよ、僕が勝手に来たんだしね」
「隊長・・・」
ルキアは浮竹の湯のみを持って、体の弱い浮竹を援助する。
浮竹も縁側に座り、穏やかな時間が二人の間に流れる。