紅月の悪魔と優しき堕天使の幻想曲

□プロローグ
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ミッドチルダ郊外…何でも屋Red Moon of Leo

アベル「ただいま戻りました」

「うい〜す、ただいま」

アベルと青年が店に帰ってきたとき奥から背の高い青年が現れた

「遅かったな二人とも大丈夫か


アベル「はい蓮士さん」

「声デケェよ蓮士

蓮士と呼ばれた青年は自分の頭をかいて笑った

蓮士「ははは、気にすんなよ恭助

そう言って恭助の肩を叩く

恭助「

恭助はそのまま着ていたロングコートを脱ぎ一番奥にある席に腰を下ろした

アベル「今回も悪魔が関係していましたよ」

蓮士「またか…ここんとこ数週間大なり小なり悪魔が関わってるな」

恭助「そうだな…」

三人は黙り込んでしまった

恭助「そういやお前の依頼はどうしたんだ?」

蓮士「ん?ああ簡単だったからあっさり終わったよ」

アベル「蓮士さんの依頼って確か管理局からでしたよね?」

蓮士「そうだよお偉いさんの護衛」

恭助「で?どうだった?」

蓮士「なんも起きずに終了だよ・・・表向きにはな」

アベル「表向きですか・・・」

連士「そ・・・お偉いさんは気づいてないだろうが暗殺しようとした人間が何人もいたよ」

恭助「そうか・・・困ったものだな」

アベル「まあ、なにはともあれこれで一休みできますね」

蓮士「と、言いたいところなんだが残念なことに新しい依頼来てるぜ」

恭助「うわ・・マジかよ一休みする暇もないのかよ」

恭助はけだるそうに言いながら上着を手に取った

蓮士「とある美術館にある鏡の奪還だ」

恭助「はあ・・・」

蓮士「細かい内容は行きながら説明するさ」
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