BOOK2

□本:「死相学探偵2 四隅の魔」
三津田信三
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シリーズA作目。

その能力故に人間嫌いの曲がり曲がった捻くれ者に育った探偵さんの話です。

私、こういう主人公大好きです
無駄にうざったい正義感をひけらかしてないところが好感を持てるっていぅか...

それは多分私が捻くれた天野じゃくだからだと思うんですが。

最も嫌いなのは自分の勝手な正義感を押し付けている、周りから見れば大層お優しい人ですかね

実際いますけどね、そういう人。

その正義感が自分のエゴだという自覚がある人は好きなんですけど…他人のためうんぬん言ってるやつは大嫌いです

ぁ、話がズレましたが、とにかく私にしては珍しく主人公が好きな小説です。


今回は…

人の死相が視えるという能力を生まれながらにして持ってしまった主人公、弦矢俊一郎。

祖父母に勧められてその能力を活かすため、死相学探偵として生活し始めてから早数ヶ月。

今回の事件はある大学で起こったなんとも不気味で不可解な連続死事件だった。

百怪倶楽部と呼ばれる倶楽部のメンバーが、四隅の間という儀式の中で謎の死を遂げ、その後も次々と犠牲者がでていく。

俊一郎はこの死の連鎖を止めることが出来るのか


ていう感じです


これはねー、夜に誰もいない薄暗い部屋で読むと効果抜群だよ〜

ぶっちゃけ怖くて眠れなかった笑

だけど昼間に読むとあんま怖くない笑


俊一郎はまだ駆け出しの探偵だから理論とかもなってないし、犯行を裏付けるような決定的な証拠をあげるのも下手なんです。
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