01/13の日記

19:58
ガッカリ
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1月8日

寒い雨が一日降る。夕方まで暇なのだが腹がしくしく痛むのでだらだらする。だらだらしているのも役にたつことがあり、三便荷物を受けとる。うち1つは神楽君の代引。中身はもちろん神楽関係。もう1つも代引ではない神楽関係。

雨が降ろうが雪になろうが霧が出ようがお山に行くのが日課だが、そんな通勤みたいなのは本当の通勤車以外あまりいない。つまり待っても待ってもお友だちは来ない、というわけだ。だから本当はしばらく晴れが続いて路面が乾いてほしい。

最近は寝ても覚めても古いGTRのガチャガチャバンバンというエンジン音が頭に響いている。もう滅多にいる車種ではないし、改造版だから一台きりの音である。あの車しかいないからなかなか会えない。わくわくするあの音を聴きたいものだ。

車は喧しいにかぎる。と言っても音楽でやかましいのではなく走る音が喧しいのが良い。とか言うとロベスなどは「なんでそんなに自己主張したいのかね」と冷やかだ。自己主張なのだろうか。単に大きな音が好きな気もするのだが。

昔乗っていたバイクもガンマというやかましさで有名な物で、しかもマフラーが特別仕様(良く言えば)だったからおまわりさんに怒られたものだ。「寝とる年寄りもおってんよ」と言われれば確かに申し訳ないと思う。

大きな音がとにかく嫌い、という人がいるなら、大きな音がとにかく好きという者もいるだろう。私はそこまでポリシーがあるわけでもなく、単に我が儘なだけだ。ジェット機からトップカーまでおよそ乗り物?がたてる大音響はわくわくするが音楽やテレビの 大音量は嫌いである。

1月13日
昨日は全国障害児学級なんとか大会の二日目で、組合関係で呼ばれて行った。分科会の1つで報告者になってと前から言われていて、一応レジメも用意した。
補助教員という立場で学級を見て感じた問題点と訴えたいことを千葉や鹿児島、関西等々各地の特別支援教育関係者の前でお話しした。
私の訴えは簡単に言うと教員の適正配置と態勢作りである。当たり前と言えば当たり前だが、なってないから困っているわけだ。補助教員は時給約900円で月に10万あるかないかの給与で働く。契約の更新はあるかないかわからないし、昇給も無い。

免許は持っているが一人で授業してはいけない。だから授業できる非常勤の3分の1程度の給料だ。

ひととおり話が済み、埼玉から来た司会が言った。「では、○先生にこうしたら良いよ、というアドバイスをください」
ガッカリだよ!故桜塚さんのお言葉を借りればガッカリだよ!全く。

案の定皆様からは特別支援の授業のアイデアが多数寄せられた。だめ押しのように地元スタッフの方が「うちでも補助の方にお世話になってますが、ベテランの方でバリバリされるからもうお任せしちゃってます」と言った時にはガッカリどころか憤激したので、「補助教員が頑張りすぎると制度は変わらないのではありませんか」と穏やかに申し上げた。

結局司会者が無視して丸くきれいにまとめられて終わり。

私は公務員が身を粉にして全体のために奉仕するのは当たり前と思っている。そのために身分も生活も保証されているのだから。しかし我々補助教員は公務員に準ずる義務だけ与えられて権利も保証も与えられていない。だから「授業を一人でしてはならない」のである。同一労働同一賃金の原則。

私が問題だというのはそういう補助教員を安く導入することで人件費を抑えているやり方である。それが、現場の担任を苦しくさせてその場しのぎの授業で子供や保護者から不満が出ている。それを訴えたのに、そして組合関係者がゴロゴロいるのに、彼らすら「すべては子供のために」でお茶を濁すのか。

いいだろう。全ては子供のために、管理職中心に率先して給与を返上し(教育はお金には換えられないというのなら、無くても良いでしょう)我々の賃金を公務員に準ずる水準に上げるが良かろう。

世の中の先生に、あなたの仲間はどういう人達ですかと問いたい気分である。仲間とは、採用試験を頑張って突破し同じ給料表で昇給していく人々ですか。正規の採用でなくて同じ職場で似たような事をしていても結局は「おてつだい」であり仲間ではないのですか。おてつだいの中の給料度外視して「すべては子供のために」と頑張る人を称賛するのは自分らが楽になるからだ。称賛されてもどこまでも頑張るお手伝いさん扱いだが、そんなことを気にする人はいないのだろう。

非常に孤独感。何故ならば、頑張るおてつだいさんの殆どがやりがいを感じて頑張っていて、不満を持っていない。頑張らないおてつだいさんは、扶養に引っ掛からなければ…という感じで不満を持ってない。

要するに私だけが我が儘を言って居るわけだ。全くガッカリだ。

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