12/22の日記

22:24
鎌倉どの
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中国自動車道にも雪が積もるようになり、早くから換えていたスタッドレスがやっと活躍するのであった。何しろ履いてないと通れないのだからだいぶちびてしまったが無いよりましだ。

母のグループホームでクリスマス会を開いて下さったので、土曜日の朝雪の中を馳せ参じたのである。上の姉も来てくれた。姉は来る途中、滑って溝にはまったが通りがかりの人に助けてもらって間に合った、と言っていた。我々のテーブルにはKさんの家族が同席するはずだったが来られないようだった。それだからか、Kさんはサンタの帽子を被らされていたが何だか気の毒な感じが割り増しなのだった。

社長が始まりの挨拶で「どうも雪に弱い方がいらっしゃって一組欠席です」と言っていた。天候のせいで親に淋しい思いをさせるなんて情けない。だから早めにスタッドレスくらい履いておけというのだ。無いなら前の晩にでも買っておきなさい。それもできないならタクシーで来なさい。

私がスタッドレスがちびるのもかえりみず早めに履きかえるのはこんな事態を避けるためだ。よびだしはいつ来るか解らない。10年前父危篤で呼び出された夜も雪の中国道を全力で走る事ができた。天候を理由に母を待ちぼうけさせた事は無いというのが数少ない私の自慢だ。もちろん無理をして事故して行けなくなる可能性はある。しかし、行けるのに行かずのうのうと生きているよりは気が楽というものだ。すわ、鎌倉。

姉が話して居たが鎌倉の叔母が娘と共に先週来たらしい。私の知らないうちにこの従姉妹は二回目の結婚をして、相手の親に会いに倉敷に来たついでに広島まで脚を伸ばしたとか。実家は叔母の生家だから見に寄ったようだが、荒れ果てた様子にがっくりしていたと姉は言う。

荒れ果てたかもしれないが我々はできる限りの保守をしている。竹藪も切っているしロベスは腐った壁の補修もした。浄化槽の清掃点検もちゃんとやっている。たまに鎌倉から来て文句つけるんではない。

従姉妹はなかなか忙しい人生を送っている。学生時代は乗馬や新体操で国体に出て、ディズニーランドで結婚式をあげ、後に脱サラして紙漉き職人になった夫と白川郷に移住して、離婚して、癌が消えるとか言う講演をして歩く人の秘書になって全国行脚し、最近は鎌倉の母親宅に住んで介護の仕事をしていた。


それが再婚したという事で、まあめでたい。小さい頃はカエルみたいにくりくりしていて本当に可愛い従姉妹である。最近、ファッション誌で良くにたモデルを見て、モデルしてるのか?と聞いた事がある。さすがにそれは勘違いだったが、多分今もあのくらい綺麗なはずだ。と、こればかりは身贔屓目にみるのであった。

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