11/09の日記

22:38
参観
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神楽君の中学校で参観日。人権学習の授業とカウンセラーによる講演を参観する。授業の方はアサーティブトレーニングだったが、結局アサーティブな言い方は「一番ウザい」「ムカつく」というでっかい声と笑いに吹き飛ばされる事がよくわかったくらいだった。まあ、若い先生だし、しかたないか。

教室の様子をよく見るために廊下にしゃがみこむ。この高さ、角度、意外と中がよく見えるのである。それに立っている他の保護者の邪魔にあまりならないし。

神楽君のまわりは大体寝ていて跳ね起きていきなり神楽君に抱きつく少年…斜め前には熟睡しているように見える少女、目は開いているが机にクロール状態で張り付いている少年などが見える。窓際には寝ていないが体の向きが明らかにまちがっている上にやたら声がデカイ少年達が見える。いかにも野球部。

女子を観察。神楽君が気に入りそうなのはいないか?斜め前で寝ているのは論外、隣も騒がしそうなのでダメだろう。地味すぎるのもちょっと。さすがの神楽君も中二。そろそろ女子にも興味を持つのではないかと思うがあまりイメージできない。
むしろ、後ろの少年にいきなり抱きつかれて振り向いた微笑がやや色っぽい。やはりそういう路線か…

講演では、体育館に全員体育座り。まさかと思ったが保護者は壁際にぐるりと体育座り。一時間かかる講演でこれはちょっときつい。私は足ふきマットの上に座ったからまだ良いが、板の上にスカートで座るお母さんたちは冷えるし脚崩せないし大変だろうに。数人の教員がベンチに座っていたが、無神経だな。せめて足腰の悪そうな保護者を座らせてあげれば良いのに。私は教員の賃金を下げろとは少しも思わない(自分の立場とは関係なく)が、教員の腰はもう少し下げた方がいいと思う。

わがO中学校では普段授業に全く入らず、教室に乱入しては授業妨害する奴にも「給食を食べさせてください、人権ですから」等という世迷い言を校長が言っていたが、これは腰が引けているだけである。弁当の学校もあるのに給食が人権とは意味不明。給食費を返せば済む話だ。

講演自体は、カウンセラーのNさんが事前に集めたアンケートに答える形で、なかなか面白い話だった。その中で「男親に多いのですが」と前置きして「社会に出れば嫌でも思いしるから、自分の責任だから子供に物事の善悪を親や先生が教えなくてもいいという人がいます。これは間違っています。大人にはそういう事を言葉で教える責任があります」という話があり大変同感である。万引きが悪い事とは誰も教えてくれなかったと言ってつかまるやからが沢山いる世の中だ。物を取ってはいけませんという事を初めて教わる相手が警察で良いのか?

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