蜜色の君
□九尾覚醒。
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俺はうずまきナルトだ。
九尾なんかじゃないのに。
今日もヤツラは俺を蹴る。
殴る。
「お前のせいで!お前のせいで俺の娘は!」
俺のせい?なんで?俺何かした?
「てめえは生きてちゃいけねえんだよ!」
なんで?ねえ…なんで殴るの?
「てめえは里の人を殺した罪人だ!」
止めて…痛い…止めて…
「あ〜…そうだ。確かお前には『仲間』がいたよな?確か春野とうちはだっけか?」
「てめえには関係ねえってばよ!」
サスケとサクラちゃんの名前を出されたら黙ってらんない。
俺は目の前の男に掴みかかった。
「へえ…そんな事していいのか?おい!連れてこい!」
男が命令した先には。
複数の男と…
「サクラちゃん!サスケ!」
殴られて意識を失ってるサクラちゃんと。
血まみれたサスケ。