蜜色の君
□九尾覚醒。
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「Σなっ!」
俺は咄嗟に身構えるけど…
「抵抗したら…あいつらを殺す。お前の命一つであいつらが助かるんだ。安いもんだろ?」
男はサクラちゃんとサスケを指差しにやりと笑った。
俺が死ぬ事でサクラちゃんとサスケが助かるなら…
俺は少し間を置いてから答えた。
「……わかったってば。」
「止めろナルトォ!!!」
サスケが叫んでるけどもういい。
俺が死ねば。
二人が助かる。
「やれってばよ。」
俺は男を睨むと強く言った。
「ふうん…九尾のくせに仲間思いだな。じゃあ遠慮なく!」
男は俺の腹を蹴り。
馬乗りになって頭を殴り。
クナイを俺の腕に突き立てた。