過去拍手文

□俺様男子(瑠樺)
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チャイムが鳴り響く度、またか、と溜め息をつく。

「おい、課題写させろ。」

「は…はい」

渋々ノートを差し出す私。

このエラソーな奴は同じクラスの瑠樺。
私はコイツのいわゆるパシリであって、
実は、私はコイツが好き。
だからどんな無理な要求されても断れない。
瑠樺にはほんと敵わない。


「おい、俺にも貸せよ」

瑠樺の友達が割り込んでくる。

「は?!んだよ、今俺が写してんだろーが!!」

相変わらずの俺様。

「出来た!!はい、さんきゅ」

普段は自分勝手な俺様だけど、お礼はちゃんと言うんだよね、そういうところも…好きなんだ。


「じゃ、次の授業サボるぞ」

「はっ?!」

教室から出ていく瑠樺について行くとぐいっと腕を捕まれる。

「来い」

え、なになになに
私、今まで授業なんてサボったことないのに!!
だいたい何されるか分かんないし

急に瑠樺の足がぴたっと止まり、連れて来られたのは静まり返った校舎の廊下


気が付けば壁と瑠樺に挟まれて身動きが取れない。

「おい、お前にいいこと教えてやるよ」

じっと見つめられ、
一瞬、唇に瑠樺の唇が触れた。

「これが俺の気持ち」

「え?!」

「だいたい好きでもねえ奴にちょっかい出したりしねえし」

「え?それってもしかして…」

「んだよ、俺に言わせるつもりか」


まったくコイツは俺様だ。

「私も、だいすき、」




END


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俺様とかwwww
ツンデレ萌えです
(ただの私の趣味←)


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