Novel

□ホラー映画。*
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「雲雀君、一緒にDVD見ませんか?」

突然骸が誘ってきた。

僕も暇だったので見る事にした

…のが間違えだった。

骸が持ってきたDVDは

『ホラー映画』

僕の苦手な分野だ。

骸はもちろん僕がホラーが苦手とは知らない。否、知られてはいけない。

「「きゃああああ」」

テレビの中の女の人の叫び声に

思わず体がビクリと跳ねる。

「どうかしましたか?」

「なっ何でもないッ」

必死で隠そうと平然を装う雲雀に追い打ちをかけるように再び叫び声が…またしてもビクリと反応してしまう。

「雲雀君…もしかしてホラー系は苦手でしたか?」

「‥ッ苦手な訳ないでしょ!?」
と言いつつも目には涙が溜まっていてカタカタ震えている雲雀。

「はぁ…苦手なら苦手と言ってくれればよかったのに」

ピッとテレビの電源を切り雲雀を抱きしめる。

「‥ふぇッ…」

よほど怖かったのかぎゅっと骸の服を掴み泣き出す。

「今度からは言って下さいね?別に笑ったりしませんから」

頭を撫でながら耳元で呟く。

雲雀は何度もコクコク頷き
泣き疲れたのかそのまま寝てしまった。

「クフフ、強がりも困ったものですね…‥」

寝てしまった雲雀のおでこに

ちゅと口付けを…

fin
雲雀サン激しくキャラが
崩れてます゜∀)
長々とThankデス☆
 

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