小説

□飛べない鳥I
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腕の中で乱れる岳人は、今までに見たことのない艶やかな表情で、俺の息子はかなり煽られていた。


「岳…っかわええ」
「うれ、しくねぇっ…」


まだ反論する余裕のある岳人の足を舐める。

綺麗な足やね。

好きだと確信する前から、そう思ってた。


「っ…あ、ばかっゆぅしっ!」
「ここは見えへんやろ」

足の付け根あたりにつけるのは、白い肌によく似合う赤い痕。
「なんや…もう元気なんやね。やらしいわ」


「やっ…だめっ、あ、 ァあ」
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