□冥姫 第三十四話
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予選で真面目に走っていた新八君はクイズが始まる直前に到着したけどクイズは失格扱いになってしまった。


新八君の異議を無視して第一問が出題される。


これを答えたのは土方さん

答えは合ってたのに語尾にお通語を付けなかったので間違いにされてしまった。


ペナルティで土方さんのすべり台が上がった

どう見ても90度ほどに。


土方さんはすべり台の下にあるプールに落ちた。


司会の人の説明によるとすべり台の角度はお通ちゃんの自由にできるそうだ

お通語を使わないだけで90度いくとは…。



第二問、第三問ともタカティンさんが正解した。


ペナルティでこちらのすべり台が上がるのは仕方ない、
仕方ないけど
近藤さんのすべり台だけ上がる角度が多いのはなぜ?


ただ今の近藤さんのすべり台の角度

約140度…。


しがみ付いているのでプールには落ちてないけど


「…ひょっとして…お通ちゃんって俺のこと嫌い?」


坂田さんたちのすべり台が垂直になり 全員プールに落ちた。


「正解ィィィ!答えは生理的に受けつけないでしたァ!!」


第一回戦は近藤さんに深いダメージを与え、私たちが勝利した。



近藤さんの落ち込みようが半端ないのでフォローを入れておいた。


そうこうしているうちに二回戦の説明が始まった。


二回戦目は魅力勝負。

チームごとにバーチャルでお通ちゃんを口説き落としラブホに連れ込んだら勝利。


…あからさますぎるよ。


こちらが先行のうえ打ち合せ時間はたった三分。


口説き役は真選組一のモテ男(近藤談)土方さん。


ナレーション役の沖田さんが適当に話を振り、それに合わせて進めていくことになった。


ここからはバーチャルで御覧ください。


“場所は夜景の綺麗な高級ホテルの最上階にあるバー

今夜も男(土方)は一人カウンターで酒を舐める。

金曜の夜 その席は男の特等席
いつも一人で店が閉まるまで黙って酒をかたむけていた。”


しばし男がいかにラピュタが好きかについて沖田さんが語る。

土方さんってそんなにラピュタが好きだったのか
てっきり紅の豚が好きなんだと思ってた。


ここで近藤さんが登場。

近藤さんの役は男が唯一心を許す人物、あだ名はマスター。


“バーテンダーでもあるマスターは万人に気さくに接する陽気な人物だ。”


ここで私も一応登場。

私の役は男(土方)が大嫌いで、いつもさっさと帰れと思っていて、男と喋りたくないので男には無口なスタッフの女性。

 
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