二万ヒットフリリク

□トッシーの恋
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トモエちゃんも他の女の子も可愛いし大好きで萌え萌えだけど
それ以上に気になる女の子がいる。


「トッシーまたこんなに散らかして……
片付けなきゃダメだよ
手伝うから片付けよう」


片付けながら美月ちゃんを盗み見た。

可愛いなァ、なんかキラキラして見えるしアニメのヒロインみたいだ。

美少女ゲームの登場キャラならメインヒロインになれるよ。


「これでよし」


美月ちゃんがフィギュアを拾い上げた。


「ふ〜ん細かいとこまで作ってるんだね、トッシーはトモエ5000が好きなんだっけ?」

「うん大好きだよ、可愛いよね!そーだ美月ちゃん トモエちゃんのコスプレしてみない?」


美月ちゃんがトモエちゃんになったら超萌えるんだけど。


「遠慮しとく」


フィギュアを僕に手渡した。


「粗方 片付いたし部屋に戻るね」


そっけなく美月ちゃんは出ていった。



僕は最近 変なんだ
トモエちゃんも他の女の子も変わらず大好きだよ?

だけどふと思うんだ
美月ちゃんとずっと一緒にいて独り占めしたいって。


大好きなのは同じなのに種類が違う気がするんだ。





次の日

見回りをしていたら土方さん改めトッシーがガチャガチャをやっていた。

横にはポスターが入った大きめの紙袋が置いてある、慣れない光景だ。


「トッシー」

「やっと出たシークレットゲットでござる!」

「トッシー!」

「うわわ!美月ちゃん!」

「また沢山やったね」


辺りには丸いガチャガチャのボールが積み上げられている。


「どーしてもこのシークレットが欲しくてね〜
そうだ、ダブったの沢山あるからあげようか?」


ざっと見てみた。


「これ可愛いね」


ネコ目の丸っこい動物?


「それはマスコットキャラのネコメだよ」

「ネコメ、これ貰っていい」

「うん」

「ありがとう」


笑顔でお礼を言った。


「そ、それだけでいいの?
まだ沢山あるよ!!」


トッシーがガチャボールを抱えて迫ってきた。


突然のことに驚き、手に持っていたネコメが落ちてコロコロと転がりコツンと誰かの靴にぶつかった。


「なんだこれ」


坂田さんがネコメを拾い上げて珍しそうに見ている。


「坂田さん」


駆け寄った。


「美月ちゃん偶然だね」

「あの、それ」

「あ、美月ちゃんの?
ハイどうぞ」


ネコメは私の手に戻ってきた。


「ありがとうございます」


笑顔でお礼を言った。


「それ何」

「ネコメって言ってトッシーがくれた…」


トッシーはジト目でこちらを見ていた。


「トッシー?また妖刀に呑まれてんのか、どーでもいーけど」

「トッシーどうかした?」

「べーつに〜」


さも面白くないという顔をしている。

 
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