二万ヒットフリリク

□ツンデレ×天然=誤解
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「宮中、コレやるよ」


差し出されたのは花だった。


「この花どうしたんですか」

「道に花売りのガキがいてよ
しょーがないから買ってやった、
俺が持っててもあれだから
やる

言っとくがお前のために買ってきたわけじゃないからな」

「ありがとうございます」


あとに続く
土方さんて優しいですね、という言葉は呑み込み花を受け取った。


鬼の副長が子供のために花を買うなんて想像しただけで微笑ましい

どうせぶっきらぼうにお金 突き付けたんだろうな。


「なに笑ってやがる」

「いいえ笑ってませんよ」

「言ってるその顔が笑ってんだよ!お前のためじゃねェつってんだろォォ!!」

「分かってますってば」


子供のために花を買ったからって照れなくてもいいのに。



花は一輪挿しに挿して机に飾った。



次の日

土方さんがまた花を一輪くれた。


「勘違いすんなよ、お前のためじゃないからな」

「はい、ところで土方さん
花売りの子供ってどこに居るんですか?」

「な、なんだよ急に」

「綺麗だから私も買おうと思って」

「あー、自分で捜せ」

「え〜教えてくれてもいいじゃないですか」

「知るか、欲しけりゃ自分で捜せ。
チッ花なんぞやるんじゃなかったぜ」


それだけ言うと部屋に帰っていった。


最後の一言 刺さったよ。


もーいい!こーなったら土方さんには聴かないで意地でも捜しだしてやる!!


今日は見回りないから明日から捜索開始だ!



翌日

見回りしながら花売りの子供を捜す。

大通りを中心に捜したけど見つからない。

市街地、路地、路地裏も くまなく捜したけどいなかった。

道が違うのか今日はお休みしてたのかは分からない、
捜索は明日に繰り越した。



翌日も結果は同じ…。


ここは協力者を集うしかない、
知ってそうな人といえば…やっぱり山崎さんかな。


山崎さんはどこだろう?

屯所の廊下でキョロキョロ。


「誰か捜してんのか」

「はい、山崎さんを……って土方さん!?」

「山崎になんの用だ」

「‥‥‥秘密です」

「ああ そーかよ」


怒ったのかな?
機嫌が一気に悪くなった。

まあ いいか、今は山崎さんだ。


屯所内をウロウロして山崎さんを発見した。


「山崎さん」


走り寄ったせいか山崎さんは驚いていた。


「どうしたの美月ちゃん、何かあった?」

「内密にお聞きしたいことがあるんです、花売りの子供を知りませんか」

「へ?花売りの子供?」

「はい、道で花を売ってるらしいんですけど見つからなくて」

「うーん見かけなかったな」

「そうですか
ありがとうございました」

「見かけたら教えるね」

「はい お願いします」


山崎さんも知らないか。

 
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