二万ヒットフリリク

□万事屋ヒロイン
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私は宮中美月
万事屋を経営している。


私一人でやってた万事屋も
惚れたとか調子のいいことを言って上がり込んできた坂田さん、

その坂田さんに侍魂を見てうちで働きたいと言ってきた新八君、

出稼ぎのために地球に来て色々あったのち うちで働くことになった神楽ちゃん、

万事屋さんへと強制的に託された犬の定春と順々に増え、
今では四人と一匹で万事屋をやっている。



朝、起きて朝ごはんを作っていると坂田さんが起きてきた。


「美月ちゃんおはよ〜」

「おはようございます
もうちょっとで出来るんで神楽ちゃん起こして顔洗ってきてください」

「なんか新婚さんみたいだよね、こーゆーの」

「はいはい」


聞き流した。



三人で朝ご飯を食べ終えて食器を洗っていると新八君がきた。


「おはようございます」

「おはよう新八君」


新八君が手伝ってくれたおかげで早く終わった。


今日は仕事が入ってないのでのんびりテレビを見ていたらインターホンが鳴った。

新八君が対応してお客さんが応接間に入ってくる。


「「げっ」」


坂田さんと神楽ちゃんの声が揃う。


「よう宮中」

「おはようごぜえやす」

「おはよう美月ちゃん」


よく家に来るいつもの三人

土方さん沖田さん山崎さんだ。


「おはようございます」

「何しに来た」

「帰れヨ サドヤロー」

「二人ともお得意様になんてこと言うの、すみません皆さん」

「お前が謝る必要はない」

「今日も何か依頼ですか」


山崎さんが包装紙に包まれた箱を差し出した。


「なんだこれ?」

「この前の依頼のお礼みたいな物だよ」

「連続婦女暴行のおとり捜査の依頼料なら頂きましたけど」

「仕事とはいえ危険な目に合わせちまったからねィ」


危険な目に合ったって…
犯人が?


まんまと引っ掛かった犯人を捕らえる間もなく、坂田さんと神楽ちゃんがボコにして川に放り投げようとするのを新八君と必死になって止めたっけ…。

どこらへんが危険な目?


まさか遠回しな嫌味!?

…あるわけないか、そういうことは正面から包み隠さず言う人たちだ。


「ほんの気持ちだ、受け取っとけ」

「一流パティシエのスイーツで埋め合わせできると思うなよ」

「そうヨ、このケーキは美味しいけど美月ちゃんをおとりに使うなんて最低ネ」


食べてるし。


「なんでテメーらが食ってんだ!」

「捜査に協力してやっただろーが」

「…重ね重ねすみません」

「美月ちゃんも苦労するね」

「慣れつつある自分が不安です」

「宮中 こいつに不埒な真似されたら言えよ、
しょっぴいてやるから」


坂田さんを指さす。


「大丈夫ですよ、坂田さんはそんなことしません
ね、坂田さん」


微笑んだ。


「そーだな、ギリギリ気絶しない絶妙な力加減の悶絶しそうなボディブローをくらってからは夜這いはやめた」


次やったら本気ですまきにして吊すことにしている。

 
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