長い夢

□冥姫 第一話
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近ごろ爆弾テロが多発している。

首謀者は、桂 小太郎
別名 狂乱の貴公子。



つい先ほど戌威星の大使館で爆発がおこった。

桂たちの姿を確認した土方さんは監察の山崎さんに拠点を探るよう言い、
丸め潰した桂の手配書を寝ている沖田さんに投げ当てて起こした。

「あの爆音の中 よく寝てられるな」

「またテロを防げなかったんですかィ
真面目に働けよ」

起きて早々土方さんに悪口を言うところは沖田さんらしいと言うか、なんと言うか。

沖田さんに言葉の応酬を返すと土方さんは刀を抜き言う。

「天人の館がどうなろうと知ったこっちゃねェよ、
連中わざと泳がしてまとめて叩き斬ってやる。
真選組の晴れ舞台だぜ
楽しい喧嘩になりそうだ」

なんか…土方さんのほうが悪人みたいに見える。

台詞と悪人顔と瞳孔によるマジック?


「副長 桂たちの拠点おさえてきました!」

山崎さんが帰ってきた。

「準備はいいか宮中」

「もちろんですよ」

「美月ちゃん くれぐれも怪我には気をつけなせェ
土方は死ねよ」

「っんだと!コラアァァァ!!」

「それより早く行きましょう」

「お、おう」



池田屋

桂たちが集まっている部屋に押し入った!

「御用改めである、神妙にしろテロリストども!」

とたんに桂たちは逃げていく。

逃げながら誰がボスなのかという会話をする桂たち。

それを追いかける私の横を影が通って行った。

「オイ」

「ぬを!!」

刀を突き立てた土方さん、それを避けた銀髪。
土方さんの太刀を避けるとは…
まぐれってわけでもなさそう。

「なにも逃げるこたァねーだろ、せっかくの喧嘩だ、楽しもうや」

「オイオイ おめーほんとに警察か?瞳孔が開いてんだけど」

「死んだ魚みたいな目してる奴に言われたくねェ!」

「いいんだよ、ここぞというときは煌めくから」

…間に入りにくいなぁ
せめて応援でもしよう。

「土方さんファイトー!」

「宮中!見てねーでお前も戦え!!」

「男同士の戦いを邪魔してはいけないと思いまして」

あれ?銀髪の目が煌めいたように見えたけど…
気のせいかな。

「女の子?
宮中ちゃんっていうんだ
へェ、可愛いな」

「お兄さん 戦闘中に軽口なんて余裕ですね」

「美月ちゃん危ねェから横によってくだせェ」

なぜだか小声の沖田さんの支持に従い、壁ぎわによった。

「土方さん危ないですぜ」

ドゴーン!!!

「うおわァァ」

二人めがけてバズーカが撃ち込まれた。

 
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