文
□らいばる
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「こーら待ちやがれ!このブタ野郎!」
「ブキーッ」
「ちょっと乱馬!またPちゃんいじめてー!」
良牙のやつまたこりずにあかねのとこに戻ってきやがった。懲りねぇヤツだ。
「おいで、Pちゃん。乱馬もいいかげんにしなさい!」
あかねはいつもの様に、オレに怒鳴りながら良牙を抱き上げて部屋に戻っていた。良牙の野郎あかねの谷間に顔を埋めてデレデレしやがって。なんで、オレがこんなにイライラしなきゃならないんだ。いっそのこと正体ばらしてやろーか。
最近オレは良牙に対して以前に増して苛立ちを感じている。
あかねもあかねだ。なんで気付けねんた?鈍感にも程があるあるだろーが。
夜中に襲われても知らねぇぞ。……まあ、そんなわけねぇだろうけど、少し部屋の様子見にいってやるか。しぶしぶだぞ、良牙だって見た目ブタだけど男だからな。