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□花と龍と
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「兄者‥あー、ちゃんとその筋の者に頼んだほうが宜しいかと。その‥拙者、こういうものにはあまり慣れておりませぬ故」
 珍しくしどろもどろな関羽にからからと笑う。
 振り向き鳳眼に優しい笑みを湛え言った。
「いいのだよ。雲長がきってくれることが重要なのだ」
 さぁやってくれ、とどっかりと椅子に座る己の君主に関羽は苦笑する。
「知りませぬぞ」



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