月の書
□【GX】ポッキーの日
1ページ/2ページ
「今日はポッキーの日か〜!ポッキー買って行こうかな!!」
「そおっスね!じゃあ・・僕は普通のでいいや!」
十代たち3人はコンビニに訪れていた。
そして、今日はポッキーの日と言う事で十代と翔はポッキーを選んでいた。
「アニキたちはポッキー買って行くザウルスか?」
「ああ!剣山は買わないのか?」
「俺は肉食ザウルス!だから・・」
「うわ・・!なんか爺くせーもんばっか持ってね?」
「そんな事ないドン!!ササミ、美味しいザウルス!」
「ははは・・、剣山くん・・お酒飲むわけででもないのに。」
「翔先輩まで言うドン!?」
皆で声を張り上げ笑うとコンビニの店員から物が飛んできそうな雰囲気になってしまい笑声がだんだん掠れていった・・・
「は・・はは・・、処でアニキはどのポッキーを買うの?」
「う〜ん・・、あ!期間限定の奴もあるんだ〜!」
十代はいつも買っている苺チョコのポッキーと期間限定のまだ見ぬ味のポッキーを手にとって考え始めた。
(苺のポッキー、美味いんだよな〜、でもこっちは期間限定でこのチャンスを逃せば食べられねーかも〜・・)
「う〜〜ん・・・!!」
ぞくに言う、2つの心が十代に芽生えた瞬間だった。
(未知の味に踏み入れたい・・・!)(何言っている。苺のポッキーの方が美味しいに決まっている。)(だけど、この期間限定も美味しいかも知れないじゃないか!)(でも、今は苺の方が食べたい・・・)(だけど・・気になる!!!)
この時、覇王と言う存在が目覚めたのだ・・・
「ありえないっス・・」
END
・・・→アトガキ