Farfalla
□act.9
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僕、一応“黒蝶”という通り名があるくらい、ある程度有名(らしい)で……。
わざわざ僕を倒そうと、はるばる日本にくる殺し屋<物好き>もいるんです。
まぁ、その度に返り討ちにしてるけどね★
で、今日も来たヤツがいるんだけど……。
……こいつ、確か“殺し屋殺し”って言われてるヤツだ。
あちゃー、イヤなのキタ──(゚∀゚)──(用途違
でも、ただ殺るだけだ。
で、今戦闘中なんだけど……強い!こいつ。
流石“殺し屋殺し”って言われるだけあるね。でも……
「まだまだ、だねっ」
そう言って相手を蹴り飛ばし、銃(安全装置外し済)を向ける。
一球入魂、否、一弾入魂といきますか(●ョタ?
「チェックメイト」
デ●ノートの月<ライト>をパクって、引き金を引こうとした。
──シュッ カラン
何かが僕の右をかすった。とっさに左に避けて、下を見る。……あ、ナイフか。
お陰で眼帯のヒモ切れちまったじゃねェか、チクショー。
「殺るねー、あんた。でも──」
一旦言葉を切り(「殺るねー」はテニ●゚リの滝風に言った☆)、宙ぶらりんになって邪魔になってた眼帯を外す。
「──…これをみた以上、死んでもらうよ」
「そ、それはっ……!!」
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