Farfalla

□act.1
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──放課後

みんなと別れて(一緒に帰った)、家へ到着。そして早速電話。
相手は勿論──

Pululululululu Pulululu……Pi

『ゔお゙ぉい、誰だぁ?』

──ヴァリアー(本当はボスだったんだけど……)

「っさい、スクアーロ。僕だよ、僕。純」
『純か。どうしたぁ?』
「ボスに一言伝えようと思ってね。ボスは?」
『今は出てるぞぉ』
「そっかぁ。……ベルやマーモンは?」
『いるぞ』
「かわって!! 声聞きたい!!」

スクアーロの声はもう聞いたし。

『しししっ、純?』
「あ、ベル!!」
『僕もいるよ』
「マーモンも!!」

2人は特に仲が良かった。
声が聞けて、すっごく嬉しい!!

『元気そうだね、純』
「うん、案外日本も良かったよ」
『そう……。ベル、電話とんないでよ。
“えー、だって、マーモンばっかズルイじゃん”』

電話越しにケンカしてるよ2人とも……。

「2人ともー、僕忘れてない?」
『“忘れてる訳ないじゃん”』

声そろってるよ……。やっぱ仲良い。

「あ、ルッス姐は?」
『えっと………いた』
「声聞きたい!!」

えーっ。とか言うベルたちに無理言って、ルッス姐に代わった。


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