いいたいことはない

□BYE BYE SEVENTEEN
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朝焼けを拝むこと数回
緋色く染まった自転車と点けっ放しの蛍光灯
今日が また薄まっていく

そうして またカンタンに忘れてくの?
向井風 そよそよ 手を振った

BYE BYE 太陽
陽差しは体熱焦がしてバイバイ
明日は もう 届かぬトコロ
戻れないよね
帰れないよね

サヨナラ言葉は使わない
素敵に気取る気は そうそう無い
焼酎 しょっ中 天屋丼
居場所 行く先は更に謎めいて

誰も気付かないのかな?
一緒に登った あの坂が現在(いま)じゃ真っ平になって…

あの日と同じ?
笑ってた


サヨナラ景色
立ち上がれもしないのに走り出そうとしていた17才は笑ってた

精一杯

セイグッバイって
笑ってた

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