白く輝くランタンの下
灰色の空を眺めていた

遠くから近付く足跡
僕を呼んでいるの？
何も言わず 唯 佇む


赤みがかった太陽の横
消えて行く街を見つめていた

離れて行く水蒸気
僕を哀れんでいるの？
何も語らず 唯 見つめる


手首に残る 微かな温もり
遠い日に忘れたあの子は
今 何をしているの？


約束したよねあの日
君は忘れているかもしれないけど
僕は何時迄も忘れないよ
唯 世界が終わる迄



淡く色付く雲の上
窓辺に寄り添って泣いていた

語らない手紙
僕は忘れてしまったの？
何も届かず 唯 口を閉ざす


耳に残る 小さな希望
暗闇に怯えいた君は
今 光が見えている？

痛みを忘れた訳じゃない
君が大切だからこそ
僕は何時迄も守るよ
暗い 世界を敵にしても



硝子細工の小さな小箱
箱の中身は一滴の涙
記憶は封印しないよ
僕は今 生きているから

君と今 生きているから



約束したよねあの日
君は忘れているかもしれないけど
僕は何時迄も忘れないよ
唯 世界が終わる迄


痛みを忘れた訳じゃない
君が大切だからこそ
僕は何時迄も守るよ
暗い 世界を敵にしても


暗い 世界を敵にしても

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