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□悠久
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遠くから潮騒の音が聞こえてくる。
窓からは微かに潮の香りがする風が優しくそよいで。
突然に連れ出された上に、行き先も決まっていなかったとはね。
暦上では夏休みですからね…自由は利くので、泊まる場所は確保しましたが。
…ここがどこかは、よく知りませんが。
(「お前、たまにはのんびり過ごした方がいいよ…!一緒に行こう?」)
あぁ…そう言って君は僕の手を引いて走り出したんでしたっけ。
驚いたのは確かですが…心地よかったのも確かだ。
「…いつまで寝ているんですか?もうお昼ですよ?」
「ん…骸ぉ…」
「………………」
寝ぼけまなこで綱吉は骸にしがみついていく。
…誘っているのか?
「……何度抱いても足りませんね」
「ぇ…ぁ…あっ…」
骸は裸の綱吉にのしかかり、その肛門に肉棒を穿ち込む。
何度も繋げた、体。
何度も骸を受け入れた綱吉の体は、抵抗なく肥大した肉棒を受け入れた。
「ひぁ…ぁぁぁぁ…っ!」
何度受け入れても、快楽に悶えるのは変わらない。
綱吉は骸にしがみつき、肉棒を受け入れた肉襞をひくつかせていく。
「…っ…無意識なあたり…タチが悪い…」
「な…なにが…」
「こんな姿を…他の誰かには見せないで下さいね」
「ぁ、当たり前…っ…ぁ!」
『ズチャズチャズチャッ!』
自分の肛門からそんな音が聞こえてきたと思った直後、脳天を突き抜ける快感が襲う。
骸の肉棒が激しく出し入れされるたび、綱吉は甘い声をあげて体をひくつかせた。