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□恋慕
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どうして、こうなったんだろう。
どうして、わけがわからない程に求めたんだろう。

苦しくて苦しくてたまらなくて、それでもそばに居たくて。
抱き締められたら、何もかも良くなるんだ。

この気持ちは…
【想う】ココロ。






「何ぼんやりしているんですか…?」
「お前の事考えてた」
「おやおや…有り難い事ですね…クフフ」
「なぁ、骸…」
「はい?」

骸の膝の上に乗った綱吉は、しがみつきながら彼を見つめる。
膝に乗るのは恥ずかしいけれども…こうして密着しているのは好きなんだ。

「俺でいいのか?」
「愚問ですね」
「…俺、お前につり合わないと思う」
「………」
「!!」
骸から発される殺気に、綱吉は怯えた。
あぁ…地雷だったか。
でも、不安くらい、あるんだからな…?

「好きで好きでたまらないのに、何でこんなに不安なんだろう…」
「…君は可愛いですね」



殺気は一瞬にして消え、穏やかな眼差しで見つめ…
骸は綱吉を押し倒していく。


「誘ったんですから…しっかり責任取ってもらいますからね?綱吉君…?」
「さ、誘ってな…」
「問答無用」
「ぁ…」


手早く脱がされていく服をぼんやりと見つめながら、綱吉は骸に身を委ねた。
求めてくれるのは、本当に嬉しいんだ。
俺からも…求めていいのだと思わせてくれる。



「一緒に、気持ち良くなりたい…」
「!!ではこうしましょう…」

骸は小さく笑い、綱吉を自分の上に真逆に乗せた。
丁度お互いの口元に肉棒が位置するように。

「ほら、僕のもして下さい」
「ふぁ…っぁ…」

いつの間にか裸にされていた綱吉は、肉棒に這う骸の舌に悶絶する。
それでも必死に…ズボンから骸の肥大した肉棒を取り出して。

「おっきいよ…っ…」
「君の中に入るのですから、しっかり舐めて下さいね?」
「…っ…」
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