+弾痕+
□声
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他人の言葉なんて信用できるわけがない。
人間は嘘をつく生物だ。会話の端々に嘘を交え取り繕い、関係を築こうとする。口先では何でも言える。だから信用できない。だから嫌い。
一対一で話している相手がたとえどんなに長い付き合いの人間でも、所詮他人は他人。その人間が話している言葉の内容など全く信用に足らない。それが自分に関する話であれば尚更。
どんなに良い評価も、雲雀の心には響かない。悪い評価は耳にすら届かないが(雲雀の前でそんな話題を口にする度胸を持ち合わせた人間はそういないのである)。
口に出されたのでは信用できない。けれど口に出されないと伝わらない。
僕の価値観で、僕の意識が、信用できると思えるように伝えて欲しい。