ゲームサブ小説

□消えない嘘
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僕は村で一番の人気者なんだ。




僕は頭が誰よりも良い。



僕は女の子にだってモテモテなんだ。




力だって誰より強い!!





今日は魔王様から
是非、魔王様の右腕として城に来てほしいと頼まれた

それぐらい僕はなんでも出来るんだ。




マーズは嬉しそうにベッドに寝ている母親に話しかける



母親は優しい瞳で息子の話を静かにきいた

「でも俺断ったよ!!
俺がいなきゃ母さん何にもできないもんな!!
魔王様もスッゲー残念ソウだったんだぜ」



「マーズは凄いわね。
なんでもできて、きっとお父さんの血を多く受け継いだのね、」

母親は小さく笑った


マーズの母親は体が弱くマーズが十になるころにはベッドからおりれず
ずっと寝たきりの生活を送っていた。

母、息子一人の家庭では母が働く事も出来ず
マーズが一人小さい頃から狩りにでて生活をまかなうようになった。
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