D*H

□可愛い恋人
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本当に可愛い。

可愛くて可愛くて、仕方がない。


【可愛い恋人】


恋人が可愛く見えるのは、至極当然のこと。

だとは思うけれど。


恭弥のかわいさは他の誰よりも勝っているに違いない、と本気で思う。


キャバッローネのボスという立場を利用して、フロア全体を借り切った日本のホテルの一室に、恋人である恭弥と身を寄せて、早1時間。

今、俺の目の前には…というか、真下には。
綺麗な瞳をぎゅっと閉じ、快楽に耐える恭弥の姿があった。


思えば今日は、本当に久しぶりの日本で。
俺も我慢の限界だったのかも知れない。

この部屋へ呼び出した恭弥を見るなり、そのまま手を出してしまった。


「…ぁ…っ…」


思わず漏らしてしまった自分の声に羞恥心を抱き。
口元を押さえる愛しいその姿に、俺は自身を押さえられなくなる。


「恭弥…。」

その耳元で名前を囁き、お互いの快楽を追い求め。

全てを吐き出せば、目の前の恋人は俺の首に手を回し、それに答えた。


額に流れる汗と、目尻に溜まる涙。
荒い息遣いや、時折漏れるか細い声。

そのどれもが愛しくて愛しくて。

きつく抱きしめれば、少し。
その心臓の音が聞こえた。


「好きだよ、恭弥。」


トクトク、と早いリズムを打つそれは、愛しい恭弥がそこにいる証。

可愛い恋人の、音。


「僕、も…。」


どちらからともなくその唇を寄せ合えば。

絡む舌が2人の体温を溶け合わせる。



「ゃ…。ディー…ノ…っ…。」


もう一度その肌に触れると。

その先を期待した恭弥の口からまた。

甘い声が零れた。





END





短い…;;

お察しの通り(笑)、エロを書いてみたかったんです…。
でも、私にはここまでが限界でした…。

やっぱり表現が難しいです。
妄想は広がる一方、なんですが…(笑)

ここまでのお付き合い、ありがとうございました。

2008.5.18

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