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□星空ロマンチカ
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「星が綺麗だねぇ」

そっと呟くおまえが、隣でぐっと縮まった。うすら寒い風が2人の間を駆け巡る。

そっと肩を寄せた。

それは俺がそうしたのか。
おまえがそうしたのか。

俺にはわからなかった。
ただ、近づきたいな、そう思ったのは確かだった。


冬空の下で。


星のように、互いは近くにいるように見えて本当は..

何億光年と遠い彼方にいる2人。


だって知らないだろ?
俺のこの想い。

寒さなんて吹き飛ぶほど、隣のおまえに胸を熱くさせているんだ。

だって知らないだろ。
俺のこの感情。

これを人は、何とと呼ぶんだろうか?




星空の下の屋根の上。





空ロマンチカ

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