☆小説2☆

□作成中
2ページ/3ページ

「もう…何回あいつらに汚されたか…わかんねぇ…」

「キバ…」

「シノだって…いつも辛い思いを……俺の…俺のせいで…」

キバの頬を涙が伝う。シノの目の前で、何回カカシ、サスケ、シカマルに犯され、汚された事か。
それを毎回見せ付けられ、暴力をふるわれ、身体的・精神的に痛め付けられるシノも、もはや限界に近づいていた。

「…キバ…逃げられるものなら…」
「でも…逃げても捕まる…同じ忍だし…ましてカカシは上忍だ…俺らじゃどうしようもない…」


見えない牢獄が立ちはだかるように、二人は今ある地獄のような状態を抜け出せる立場にはなかった。

ただただ、日々行われるどす黒い凄惨な性行為に怯えるばかり。



「今日、は……いや、今日も、…か」

「……ん…」


ぽつりと漏らす言葉に生気は無い。
いつも同じ結果が二人をどん底ヘ引き込む。









「ただいま」


ガラと扉が音を立てて開いた。


最初にあらわれたのは、
カカシ。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ