☆小説☆

□as if
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シノの家に着き、部屋に通される。

「し、シノ・・。何で今日家に呼んだんだ・・?俺何か悪い事した・・?」

おそるおそる聞く。するとシノはキバを抱き締め、

「キバ・・この前はすまなかったな・・。酷い事をしてしまった・・。反省している・・」

と謝る。突然の事に驚いたが、やっぱり自分を思ってくれていたんだと嬉しくなり、

「そんな、事いいんだ・・!シノが思ってくれてただけで・・!嬉しい・・」

少し涙混じりで答え、シノの背中に腕をまわした。そしてシノを抱き締め返し、シノの胸に顔をうずめる。
シノはキバの頭を撫で、数日前の事が嘘のように穏やかな空気が流れた。
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