☆小説☆

□テレフォン・ショッキング
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「あ、シノー?これイルカ先生からきたんだけどー、明日の合同演習は中止みたいだよー。これ連絡網だから・・次キバだよね?まわしてねー」

と、アカデミーの日程を伝えるチョウジ。次は犬塚、のキバにまわさなくてはならない。

「あぁ・・分かった。実は今キバがいるんでな。キバに次をまわさせるとしよう・・」

「オッケー。じゃあまた明日ねー。バイバイ」

「あぁ・・またな」

と電話を切った。ベッドの上に寝転がっているキバに連絡網のことを話す。

「・・・という事らしいぞ。折角だから今次のヤツにかけたらどうだ?」

と受話器をキバに手渡した。キバは寝転がったまま、

「おう、そうだな!えっと・・・次はうずまき、ナルトか。かけよーっと」

とナルトの家の電話番号を押し、電話をかけた。
”ナルト・・?!”シノの心が騒いだ。
実は、ナルトはキバの事が気になっているらしい・・とシノはこっそりいのから聞いていたのだ。
興味の無いフリをして、ひっそりと下で本を読みながら耳を澄ませる。

「あ、ナルトー??今連絡網がまわってきてよぉ。うん、明日合同演習中止みたいだぜー?」

と小気味よくナルトとおしゃべりを交わすキバ。
シノはキバがナルトとテンポよく、楽しそうに話すのを聞いていて少し面白くない様子。
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