☆小説☆

□日常の1ページ
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シノにキスされたと気づくまで、そう時間はかからなかった。
軽いキス。シノはキバの口に触れるだけのキスをすると、唇を離しまた髪を触ったり、頭を撫でたりする。

「なんか・・今日優しくねぇ?」
いつものクールな様子と比較して、何だか今日は凄く愛されてる感覚。怪訝そうな顔でシノに問う。
「まさか・・何か後ろめたい事でもあんのか?」
不安が一気に襲う。しかし、シノはそれを聞いて微笑。
「俺はお前に疑われるような事はしない。・・・案外一途だからな」
一途って・・俺に対して??何か凄く恥ずかしい。嬉しいけど。
「そ、そっか・・・///」
顔が赤くなってるような気がして、仰向けに寝ていたのを横向きに寝変える。シノに顔が見えないように。
すると、シノが俺の耳元で囁く。いつもの言葉を。



「好きだ」






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