☆小説☆

□不眠夜
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「何だよ一人で寝ようとしやがって!解決策考えてから寝ろー!!」
と、自己中な考えを振りかざし、寝ようとするシノを揺すり起こす。
「全く…。お前はどこまで騒がしいんだ…。そんなに眠いならホットミルクでも作って飲め…。眠れると聞いた…ことが…」
言い終える前に力尽きるシノ。キバは無理矢理起こし、
「しーのー。作ってぇー」
と駄々をこねる。シノにとってはとてつもなく面倒なお願いだったが、これで寝るならと、台所でこしらえてキバに飲ませた。
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